危険な仕事だからこそ、厳しく、優しく、教えたい。

社員紹介

斎藤宣雄 鳶技能士

体を動かす仕事が好きだから

平川建設のことは、専門学校に来ていた求人案内を見て知りました。他にも20社ほど求人を見たのですが、その中でも平川建設はお給料がいいなという印象で(笑)。詳しい仕事内容は求人票からはわからなかったので、仙台から横浜まで会社見学に行きました。最初に面接を受けたのが平川建設でしたが、丁寧で明るい印象にも惹かれてそのまま入社。私はデスクワークよりも体を動かす仕事が好きなので、施工管理よりも鳶の仕事をメインにやっています。はじめは思った以上に体力が必要で苦労しましたが、徐々に慣れました。今では鳶のグループをまとめる班長として、現場の作業を仕切ったり、後輩の指導にあたったりしています。

職人の安全を守るのも私の役目

現場の仕事は、一歩間違えば命に関わることもあるほど危険なもの。高所作業時に必ず安全帯を付けているか、身に付けている工具が落ちないようにコードでつながれているか、服装は大丈夫かなど、職人全員が守れているかしっかりチェックするのも私の役目です。新人の頃は高所の作業で足元が震えることもありましたが、本当に危ないのは仕事に慣れてきたころ。自分を過信して気が緩みがちになるんです。お互いに声を掛け合ったり、先輩が後輩をきちんと注意して、安全への意識を常に取り戻すようにしています。ときには厳しい口調が飛び交うこともありますが、すべては真剣さの裏返し。でも、私はできるだけ優しく指導したいと思っています(笑)

完成した建物を見るよろこび

やりがいを感じるのは、新しい技術に挑戦するとき。以前、29階建てのタワーマンション一棟を任せてもらい、コンクリートの柱をクレーンで吊って組み上げたり、足場を数フロアずつ移動させながら作業したり、初めてやることだらけで完成したときの喜びもひとしおでした。商業施設や駅などを手掛けると、完成後にそこを利用する人々の姿が見られるので、それも醍醐味ですね。

斎藤 宣雄

2010年入社
東北電子専門学校 建築デザイン科 出身

「休日は買い物に行くことが多いです。収入が増えても特に高額の買い物はしませんが、服は多少高くてもためらいなく買うようになりました」